この夏の時期、毎日のように【記録的】と耳にせざるを得ない豪雨による災害
浸水・洪水・土砂災害
梅雨入り中頃から台風が過ぎ去る3ヶ月強の我が国は、正に【水害】に辛酸を舐めさせられています
今回はもっとメディアで取り上げるべき重要な、認知度の少ない気象庁の無料サービス【キキクル(危険度分布)】をご紹介させて頂きます
どうか見ていただいた方の防災にひと役かえれば幸いです
目次
気象庁の無料サービス【キキクル】
気象庁が公式で発表している防災気象情報のひとつ
大雨による【土砂災害】【浸水害】【洪水災害】の危険度を日本地図上で確認することができるシステムサービス
- 過去25年以上の災害データを元に雨量予測データから算出した危険度を地図上に反映
- 日本各地の危険な状況を一目で確認することができる
- リアルタイムに近い情報が強み
- 令和4年6月より地図上の【色わけ】を【警戒レベルカラーコード】と統一
平日の日中に一般的なサラリーマンが目にする時間帯にTVで紹介されることが非常に少なく、認知されることがほとんど無いこのサービス
情報が溢れていて【自分のほしいモノ】だけを選んで見ることができる時代だからこそ、もっと伝え方を工夫し国民に周知すべき事と考えます
この記事を見て『こんなものあったんだ?』と思われた方がいらっしゃいましたら、スマホのブックマークやホーム画面に入れておくと重宝します!
見ていただければ一目瞭然です、本当によくできていますよ!
絶対に【サイン】を見逃さないことが重要
大雨による【土砂災害】【浸水害】【洪水災害】にリアルタイム(に近い情報)で対応するキキクル
利用の際、もしもの時に大切なことは『絶対に黒色を待ってはいけない』ということ
黒色が地図上に反映される頃には命の危険が伴う状況=災害発生(災害逼迫)になっている可能性があります
黒色のひとつ前『紫色』が出現する時には避難が開始できる、欲を言えば避難が完了していることが命を守る最も近道となります
※高齢者及び避難に時間を要する方は『オレンジ色』で避難開始です
自治体の避難情報を必ず確認し開設している安全な避難所、もしくは安全なエリア(知人宅など)に身を寄せることが重要となります
尚、近隣の避難場所が各災害の警戒区域内に指定されている場合があります
災害ごとに『万が一』が起きる前にどこに避難するか事前に確認しておきましょう
↓↓↓以下、関連リンク
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キキクル(危険度分布)の使い方
検索サイトでカタカナで『キキクル』と検索すれば1番上に出てきます
左上に気象庁と書かれた日本地図をズームしながら居住地域とその付近を確認しましょう
パソコンでもスマホやタブレットでも直感的に操作できるわかりやすい仕組みになっています(検索バナーはありませんでしたがいらないと思います)
それぞれの使い方を簡単に説明しておきます
(サンプルとして2022年7月16日の宮城県の情報を使用します)
- 画面右上のアイコンの1番左をクリックまたはタップします
- 居住エリアもしくは任意のエリアを地図上で確認します(ズーム可能)
- 表示されている色を確認し状況を判断しましょう
色の確認方法はさらに右上の『?』マークをクリックまたはタップします
マップに表示されている色と照らし合わせて状況判断に役立てましょう
- 画面右上のアイコンの左から2番目ををクリックまたはタップします
- 居住エリアもしくは任意のエリアを地図上で確認します(ズーム可能)
- 表示されている色を確認し状況を判断しましょう
色の確認方法はさらに右上の『?』マークをクリックまたはタップします
マップに表示されている色と照らし合わせて状況判断に役立てましょう
- 画面右上のアイコンの左から3番目をクリックまたはタップします
- 居住エリアもしくは任意のエリアを地図上で確認します(ズーム可能)
- 表示されている色を確認し状況を判断しましょう
色の確認方法はさらに右上の『?』マークをクリックまたはタップします
マップに表示されている色と照らし合わせて状況判断に役立てましょう
まとめ
災害発生時は情報の確実性と速さが命を救います
事前に知っておくことで発災時にも慌てることなく安全に命を守ることができます
どんなに人間社会は発展し科学革新が進んでも、もしかしたらお天気には誰も勝てないかもしれません
もし例えそうであっても、知ることで防げること・準備することで抗うことは可能だと思います
備えあれば憂いなし
どうか皆さんと皆さんの大切な人が無事で生き抜くことを願います
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