梅雨も明けました!
みなさま登山楽しんでますか?
今回は先日ホームセンターで立ち寄って偶然発見した【救難食料】を行動食にした話です
ハッキリ言って優れものでした!
目次
THE救難食糧ERなるもの
約6cmのキューブパッケージに書かれたシンプルでインパクトのあるデザイン
この小箱の中に【821kcal】が敷き詰まっています
1965年に運輸省船舶局(現・国土交通省海事局)から萬有栄養に『船舶用救難食料を作って欲しい』との依頼、非常用食品「ER(イーアール)」の完成に成功します
創業者さんの戦時中のノウハウがそのまま活かされているみたい
今でも当時からのそのままの製法で受け継がれているんだって!
それから現在まで船舶の救命艇や救命いかだなどに備え付けられるのはもちろん、自衛隊や航空機の備蓄用品として選ばれ続けています
また近年では一般企業や家庭での災害用の備蓄食糧として注目され色々なところで販売されるようになりました
※小麦、落花生(ピーナッツ)、乳を原料に使っております。食物アレルギーがある方はお控えください。
(萬有栄養株式会社HPより抜粋)
包装を開けそのまま食べられるヒジョウショクで、調理の必要はありません。 各食品が真空パックですので、保管にも場所をとりませんし、防災リュックにも簡単に収納できます。 また、食品は口溶けが良いので唾液を必要とする咀嚼も少なくて済み飲料水の使用を最小限にとどめます。
開けてみます
5cm角程度の個装されたものが3個入ってます
長期保存を実現するためにピッチピチに空気の抜かれて真空パックされています
びっくりしたのは賞味期限の長さ『直射日光を避けた常温保存で5年半』
サバの缶詰でもここまで長期のものは中々見つかりません
また、ひとつ56gあたりのカロリーが274kcalもあることでお腹は空いても最低限のカロリーが摂取可能となってます
3個持っても200gもない軽量なのも魅力のひとつ
我が家では【長期保存可能・ハイカロリー・軽量】の三拍子が揃っていて、そのまま非常用持ち出し袋に入れることになりました
THE救難食糧ERは登山の行動食に最適だった
THE救難食糧ERのパッケージに書いてある
『コンパクトで長持ち。しかも割とおいしいビスケットバー』
この説明がどうしても気になり、物は試しにひとつ持っていつもの山を登りました
筆者のいつもの行動食は
- おにぎりひとつ(昼ごはんと兼用)
- おせんべい
- 塩分チャージタブレット
- チョコ
大体こんな感じをザックのウエストベルトポケットに忍ばせまてますが、今回はTHE救難食糧ERだけで済んでしまいました(総距離12km程度・晴れ・外気温34℃)
パッケージの外から触った感触はカッチカチです
真空パックの個装を開けるとテカテカしたビスケット(?)が出てきます
見た目で感じた質感はアレです、高野豆腐?よりはツヤツヤしてるか
カッチカチの歯応えを覚悟しながらひと口食べます
これがビックリ、全く固くありません!
どんな技術で固めているのか見当もつきませんが、うすーく表面だけが固まっていてクチに入れると粉のような溶けるような食感です
ご年配の方が食べるのであれば固いと感じるかもしれませんが、箸やスプーンでも砕くことが簡単で問題なく災害用非常食にエントリーできると思いました
さらに味にビックリ
『割とおいしい』なんて控えめに書いていますがそんなことはありません
THE救難食糧ERの主成分は小麦粉とピーナッツ粉に砂糖と植物油に脱脂粉乳など
筆者が食べた感想は
『うまい!きなこを固めたみたいでほんのり甘くてうまい!』でした
そして腹持ちと食べ応えにビックリ
約5センチ四方のブロックビスケットなのに物凄い食べ応え、というかクチに入れると唾液と混ざっていつまでも飲み込めないモチャモチャ感が出ます(クラッカーを大量に頬張ったあの感じです)
メーカーHPには少ない水でも食べられるように作られていると書かれていますが、できれば水分はあった方が食べやすい印象でした
その分腹持ちがパワフル!今回の登山では昼メシどころか他の行動食にも手をつけず残して帰ってきました!
さすが非常時の救難食糧!お腹が空いたら辛いですもんね!
筆者が考えてるその他の用途
山で食べた後に速攻でエネルギーチャージに成功した筆者は色々と用途を考えました
- スノーボードでストイックに滑る日に(ランチタイムカット)
- 急遽訪れる突然の残業に(買いに行く暇がない時の非常用)
3個セットで864円(税込)といった価格設定を考えると使う場面は限られるかもしれませんが、コンパクトで軽量でさらに腹持ちがいいことを考えれば、色々と応用が効きそうです
ちなみにAmazonならさらに安く買うことが出来ます(ひと箱3個入りが3個で9食分※ひと箱あたり700円)
ひとつ食べてしまったので買い足しました
主に非常用持ち出し袋と登山とスノボ用ですが、災害時の帰宅困難時と残業用にひと箱持っていきました
ご興味のある方はチェックしてみてください
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました
登山の行動食をお探しの方はもちろん、その他の用途にも有用なTHE救難食糧ER
筆者は『見つけて手に入れたもん勝ちの優秀な隙間商品』と考えます
こういうものをもっとメディアで発表してくれれば、そんな番組があれば普及するはずなんですけどね!
また面白いものを見つけてレビューします
それではっ
ありがとうございました