富士見パノラマリゾート!春〜秋は入笠山ハイキング+水神の温泉を楽しむ

この記事は以下の人に向けて書きました
  • 富士見パノラマって雪山だよね?って方
  • 高山植物が大好きな方
  • 暑い夏・残暑にうんざりな方
  • いつもと違うデートコースをお探しの方
  • 日常に疲れてリフレッシュを考えてる社畜様(筆者も含みます)





八王子から90分・横浜から130分とアクセス抜群で『とにかく近い』が売りの富士見パノラマリゾート

楽しめるのはウインターシーズンだけではありません!


神奈川県在住の筆者は春夏秋冬、オールシーズンでお世話になっている富士見パノラマリゾート


はっきり言って冬だけ遊びに行くんじゃもったいないです!

ということで今回は先日出かけたハイキングと温泉のお話をさせていただきます





富士見パノラマのゴンドラ




富士見パノラマリゾートのメインゲート

ウインターシーズンと同じ入り口でゴンドラ往復チケットを購入します



サマーシーズンの営業時間と料金(4月から9月末)


料金・営業時間は全て2022年のものです

チケット販売時間ゴンドラ開始時間ゴンドラ下り最終時間
ハイキング・他8:158:3016:00
MTB8:159:0016:00

※MTB(マウンテンバイク)の方だけ乗車時間が異なります

※10月からは下り最終時間が15:30になります

※5/21〜6/19、7/16〜8/15は8:00より運行(年によって変更あり)


料金大人(中学生以上)子供(小学生)備考
往復券1800円900円(未就学児は無料)往復券ご購入の方に入笠山に咲く花の小冊子プレゼント!
片道券1200円600円
ペット利用券1頭/500円(往復・片道同一料金)要リード着用・エチケット袋・尿を洗い流す水(ペットボトル等)をご用意ください


※15名様より団体割引あり ※クレジットカード、QRコード決済のご利用ができます
※ペットのお預かりは行なっておりません


MTBゴンドラ料金大人(中学生以上)子供(小学生以下)
1日券5000円2500円
3回券4200円2000円
1回券1700円1000円
MTBシーズン券56000円25000円


※ゴンドラの他に一部リフトも利用可能

※ゴンドラとは別にスキルアップエリアコースの設定もあります(土日祝及び特定日のみ営業)

MTB(マウンテンバイク)のダウンヒルコースも豊富な富士見パノラマリゾート!

全く持って商売がうますぎます!




今回の目的はハイキング+山頂ごはん(こっちがメイン)

ウズウズする気持ちを抑えつつチケットを購入してゴンドラに向かいます



お得なイベント情報

富士見パノラマリゾートのある長野県諏訪郡富士見町。

期間限定で町内の観光施設や参加店舗等でスタンプラリーキャンペーンを実施しています。(2022年11月13日まで)


また富士見町の2大リゾート(富士見パノラマリゾート・富士見高原リゾート)のどちらかを利用した方限定で、300円分の割引券『富士見町周遊割引券』の先着順に配布しています。(使用期限は2022年11月30日まで)


リゾート内の店舗では使えませんが最後にご紹介する温泉施設で使えます!間に合うなら必ずゲットしましょう!





ゴンドラの搭乗口っていつ見ても素敵ですね!

無骨なメカ感もそうですし、あらゆるモノが剥き出しなところとか!


今回は31番メカに乗って登山口を目指します(乗ってるだけです)



途中ですれ違いました

さすが恋人の聖地と言われる富士見パノラマリゾート

超有名な若者カップルに大人気(?)のハートゴンドラ!

いいおじさんがあんなもの乗ったら恥ずか死にますwwww

余談ですが帰りはすぐ背後がアレで冒険しそうになりましたが、すぐに我に帰ってやめました

お好きな方はぜひどうぞ!



ゴンドラから眼下にはMTBダウンヒルの中級コース

山頂からすっ飛ばしてきたら楽しいんでしょうね、絶対!!!




ゴンドラ山頂駅に到着しました

まさに雲の中!真っ白で下界が見えません

天気が良ければ八ヶ岳連峰がバッチリ見えるのも、富士見パノラマリゾートの人気の理由のひとつ

仕方ない、今回はついてなかった…

とりあえず『ウェザーニュース』と『てんきとくらす』の2時間後晴れ予報を信じてハイキング開始です



登山口から入笠湿原まで



ゴンドラを降りて左前方、ハイキングコースの入り口がすぐに見えます


入笠湿原までのコースは2種類ありますがコチラから向かうことをオススメします

もうひとつのコースの方が到着が早いのですが車道を通ることから楽しみが半減、せっかくハイキングに来たのでたくさん咲いているお花と森林帯の雰囲気を味わって進む方がリフレッシュできるでしょう

湿原到着まではおよそ10分です


登山道の様子です

しっかりと整備されていて湿原だけとその先までを楽しむのであればスニーカーでも充分




季節を感じることができる花々が登山道を彩ってくれています

湿原までのコースタイムは10分程度ですが写真を撮ったり花を愛でているとあっという間に時間が経ちます


目的地と登山行程だけはしっかりと確認しておきましょう(帰りのゴンドラ最終に間に合うように)

この先も見どころ満載です!


森林帯を歩きます

生憎の天気で雲の中を歩くようなハイキングになりましたが、これはこれで清々しく程よいひんやり感とマイナスイオンを感じます

この日の富士見パノラマリゾートの最低気温は16℃


都心では考えられないほど涼しくて快適

『仕事で疲れ切った身体を叩き起こしてハイキングにきて良かった』と思う瞬間の一つです


でも、それはそれは晴れている方が良いに決まってますが…



そうこうしているうちにあっという間に到着する『入笠湿原』の入り口のゲート

野生動物の侵入を防ぐために湿原全体が保護柵で覆われています

奥に見える鉄の引き戸から中に入りましょう


入笠湿原



  • 標高1734m
  • 面積約18500㎡



とても歩きやすい木道の上をお散歩して回れる入笠湿原は『高層湿原』

特に春から秋にかけて様々な高山植物が芽吹く人気のスポットで数多くの来訪者を出迎えてくれています


すり鉢状に成形されている湿原であることからほぼ全体を見渡すことが出来る場所もあり入笠山ハイキングでは是非立ち寄りたいオススメのスポットです



入り口のゲートをくぐり長く緩い下り階段を進みます


下り切った所で全体が見渡せる木道の分岐に出ます

入笠湿原は花を楽しみながら周遊できるように木道が整備されていることからお好みのルートで散策が可能です



今回は右側のルートを回りました




ゴンドラを降りて車道からきた時に歩く木道が見えます

筆者はハイキングを終えて帰る時のルートとして使うことが多く、登り切った後に振り返ると全体が見渡せるスポットです

※時間帯によって混雑するので写真を撮る際は周りへの配慮を忘れすに!




山彦荘から入笠花畑



入笠湿原からも見ることが出来る山小屋『山彦荘』


山頂で食べるオヤツを発見します!定番の小倉と小倉&マーガリンを購入!

ちなみにこの山小屋『山彦荘』では富士見町周遊割引券を使うことができます

必ず持ってハイキングに向かいましょう!


入笠山頂を目指すのであれば花畑は遠回り

折角のお休みハイキングということで遠回りをあえて選択しましょう!



登山アプリがなくてもしっかりと道案内してくれる入笠山

この道、右側の車道からでも花畑に行くことが可能なので歩きやすい方を選択ください(今回は左ルートです)




光が少しだけ差し込んで幻想的な森の中を進みます



山彦荘から歩いて5分

入笠花畑のゲートが見えてきました


入笠湿原と同様に保護柵で管理されています

そして全く様子が見えませんが突貫します


入笠花畑



8月の入笠花畑は色づきが少なめでした

雪解けから梅雨入りまでは色とりどりのお花で来訪者を出迎えてくれます


奥まで見える花畑全体をつづら折りに登っていきましょう

マツムシソウとトンボ?

コオニユリ

ヤナギランとミツバチ


トンボとミツバチたくさんいた入笠山

健気に花の蜜を集めているミツバチにほっこりしつつ横からパシャり

お仕事中に失礼しました!



つづら折りを何度か繰り返しながら進むと分岐に出ます

山頂を目指さない方は花畑の1番上に、今回は山頂がゴールなのでゲートに向かいます




入笠山山頂へ



花畑のゲートを抜けると登山道に変わります

これまではスニーカーでも充分楽しめるハイキングコース

この先スニーカーでも進めますが多少慎重に進みましょう(トレッキングシューズがあるとケガの防止にもなります)

山頂までの距離は短く小学生の遠足でも使われるハイキングコースなので、大げさな装備は必要ありませんが油断せずに!




それなりの勾配を半分くらい登ると標識が見えてきます

  • 右:岩場コース
  • 左:迂回コース


右の岩場コースを選ぶと1m無いくらいの鎖場が1箇所あります(多少ガレた登山道)

左のコースは今まで通りの登山道で楽々山頂まで進めます


どちらを選んでも危険な箇所は少なく同行者とワイワイ話しながら山頂を目指せるのでお好みで進みましょう


今回はお子さま団体様を回避して迂回コースを選択します


迂回コース

立派に着生したコケが見事でした


ハイキング中にずっと気になる木の枝から垂れ下がっている緑色の何か…

地衣類か何かなのでしょうか

やたらとフコフコして気になりました

ウスネオイデスとはちょっと違う感じです



山頂までの最後の分岐を右に曲がります


山頂が見ててきました

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、お察しの通り晴れませんでした

天気予報って当たらないですねw


見事なミルキースカイの山頂

晴れていれば富士山と鳳凰山と甲斐駒ヶ岳が同時に見える大パノラマの山頂


山頂の爽やかな(?)風を感じながらお昼ご飯を食べて下山しました


ウェザーニュースってなんだろう…

嗚呼…晴れてほしい…



下山



基本的に分かれ道は余りありません

今回の天気のような足元がぬかるんでいる日は、岩の上・気の根っこの上が非常に滑りやすくなっていました

短いコースですが下山こそ注意して進みましょう(ふざけていた少年が大転倒していました)

またゴンドラを使わないコースで駐車場まで向かうことも可能ですが、下山後に立ち寄る水神様の温泉が混雑するので早めに下山します

※16時過ぎての入浴はかなり混雑します



ゆーとろん水神の湯




富士見の水神さま

その昔から入笠山の麓の水神さまは世に出たかった。


今から半世紀前のこと、水神さまは相模の国の若者に白羽を立て、富士見の女性と縁を結ばせ、めでたく夫婦とさせた。

若者は富士見へ通う程に、祠から湯気が噴き出る夢を見るようになった。


(中略)


人々はとても喜び恵みの湯に感謝し、水神さまを敬い大切にお祀りするようになった。


以来、水神さまはこの地に訪れた人々の心身を癒し続けてくださっております。


(美肌温泉ゆーとろん水神の湯より看板より抜粋)



富士見パノラマリゾートから車で5分の温泉施設ゆーとろん水神の湯

アルカリ性単純硫黄泉の源泉かけ流し(PH10.30)

地元の人にも愛される『本物の美肌の湯』がここにあります




お風呂は日替わりで1階と2階が男女で入れ替わります

2階に比べて1階の方が広い作りになっておりサウナも1階のみ設置


サウナ目当ての方は事前に電話にてご確認ください!

ゆーとろんのおすすめポイント①温泉


(写真はイメージです)

すごく柔らかいお湯触り』手に取った瞬間から実感することができる水神さまのお湯

今回入浴した男性風呂は1階


  • 内湯1
  • 露天岩風呂4
  • 露天檜風呂1
  • ドライサウナ1
  • 洗い場(外2・中8)


うたせ湯のある岩風呂と葦簀(よしず)で日除けを作った岩風呂は20〜22度程度の水風呂扱いの冷湯

残りの岩風呂はその中間くらいの温度設定でお子様でも長く入れる38度くらいでした


ドライサウナがあることからうたせ湯の側に洗い場が併設されているのがすごく便利で、混み合っている時間でもそのまま汗を流すことが可能です

ベンチは風情のある番傘の下に


そのほか岩風呂の各所に腰をかけられる『岩』が多数あります

ひぐらしの鳴き声を聞きながら夕涼み、忙しくストレスフルな日常を離れることができました


入笠山にきたら絶対に立ち寄るべき名湯です



ゆーとろんのおすすめポイント②屋外のサウナ


(写真はイメージです)


第一のおすすめポイントはサウナです

4畳半くらいしかないサウナ室でサウナストーンの設置スペースを引くと5人も座ればいっぱいになってしまうゆーとろんのサウナ


サウナ室の温度は80度・水風呂は20〜22度とマイルドな設定で一見して整えない?と感じさせます


ですがさすが気づかいの国・長野県

露天に設置されたサウナ室、入る前に前室が設けられていて温度が下がらない工夫がされていました


あえて小さく作ることによりサウナ室を効率よく温めることができ、さらに2枚扉にすることで熱を逃しにくい構造にする

よくよく考えられた作りになっていました


いつもよりセット数を増やすか、長くゆっくり温めることで汗を流すことが可能です



ゆーとろんのおすすめポイント③うたせ湯(水風呂)


(写真はイメージです)


サウナで温めた身体を冷やす水風呂

20〜22度と水風呂としては少しぬるめになっていました


ただこの水風呂もちゃんと温泉・美肌の湯が使われています

さらに高さ2.5mほどの落差から打たせ湯ができる岩水風呂があり熱った身体を効率よく冷やすことができます


泉質としても非常に柔らかい温泉であることから、打たせた首筋や肩などのコリは一瞬で消えてしまう気持ちになりました

8月末の15時にこんなにリラックスできる温泉があるのも長野県の魅力のひとつですね


サウナも水もぬるめの設定なので高温・冷温に極振りしているサウナよりも時間を使って楽しめます

下山はお早めに!



休憩処と食事処



2階には風呂のほかに休憩スペースがありました

このほかに有料休憩室(1時間2000円)もあります


帰る前のひと眠りはこちらがおすすめです


山賊焼きもお蕎麦もある食事処のくーとろん

お風呂を楽しんだ後に食べようとしたらまさかの満席!


こちらは次回遊びにきた時にレビューします


この後、諏訪南インターまでの帰路に目立った食事処が見当たらなかったので探し回ることに…

少し待ってでも食べて帰ればよかったと後悔しました

お食事処くーとろん

営業時間平日 11時30分~19時30分(L.O.)

土日祝日 11時30分~19時30分(L.O.)


ゆーとろん水神の湯








利用料金(滞在時間無制限)

大人子供70歳以上(要証明書)
入浴料(1回券)910円710円650円
入浴料(回数券)10枚綴り7000円6000円設定なし
入館のみ500円300円設定なし


営業時間

11時~21時まで(最終受付20時30分)

※12月から4月まで冬季営業時間(11時開店~20時30分閉店)

タオル・バスタオルのレンタル及び販売あります


定休日

毎週木曜日定休 (祝日・年末年始・GW・8月は無休)




まとめ



都心からのアクセスがしやすくオールシーズンで楽しめる富士見パノラマリゾート

今回は入笠山ハイキングと温泉のご紹介でした


来られるものなら毎週でも遊びにきたくなる…もう住んでしまいたいと思わせる長野県

きっと心豊かに過ごせること間違いありません

入笠山、ぜひハイキングにお出かけください

ゆーとろんの温泉、ゆっくりと浸かってみてください



次はもっと天気の良い日に遊びに行きます

それではっ

ねこやまふぐお
ねこやまふぐお

ありがとうございました