ラーメンはあくまでも好み
そして思い出補正が一番掛かってしまうのもラーメンの難しいところ
そしてその時の体調や年齢、季節によっても味わいが変わる
そんな中でも、しかもチェーン店でありながらも安定した人気を誇るラーメン店
喜多方ラーメン坂内(寒川店)
こちらを皆様にご紹介します
目次
私にとっては【はじまりの味】です
もう10年以上も前の話です
何かの折で福島県に用事があり本場の喜多方ラーメンをクチにしたことがあります
せっかく福島まで来たのであれば、と下調べをして入店した超有名店…
何だか白湯のようなダシの入ってないスープに麺とチャーシューが浮かんでいたようなラーメンでした
月日は流れて現在、神奈川県の寒川方面に仕事で訪れることがあり、同僚と店舗の前を通り掛かります
『〇〇、ここ知ってる?』と同僚、『余り(喜多方ラーメンには)いい思い出無いです』
車内ではそんな会話をしながらも、時間はちょうどランチタイムの少し前
昼過ぎのアポに間に合わせるために入店したのが【はじまり】です
過去の記憶をぶっ壊してくれた喜多方ラーメン坂内
平日は半ライスがサービスでついてくる喜多方ラーメン坂内
味玉をトッピングしても840円
一番ノーマルの【喜多方ラーメン】でもチャーシューが5枚もついてきます
しかもお腹いっぱいにしてくれる親切設定の価格
家系ラーメンでは考えられない満足感が見た目から窺えます
そして味
スープひと口目で過去を払拭してくれました
過去に現地の超有名店で食べた白湯のようなスープとは大違い(当然ですね)
喜多方ラーメン坂内の【喜多方ラーメン720円】は、シッカリと王道の中華そば
醤油に寄った中華そばのスープは、卓上のブラックペッパーや薬味のネギで簡単に飲み干してしまえそうなコクのある味わい
その決して邪魔しないメンマとシャーシューの味付けのバランス
チェーン店でこの味を出せるのはかなり研究されているのだと感心しながら食べていました(←コレって本当にすごいことですよ?)
続いて麺にも特徴があります
【熟成多加水麺】は福岡のうどんのようなモチモチ感を彷彿させるような食感
更にモチモチしているだけかと思えばシッカリとコシも同居、もちろんラーメンに大事な【ちぢれ】があるので、箸で啜ってあげればスープも一緒に味わうことができます
(ちなみに博多とんこつラーメン系はストレートでも、細麺で間にスープを乗せて絡ませますね)
悪くいうつもりはありませんが、シッカリと麺の味を噛み締める【家系ラーメン】とは全くの別物
喜多方ラーメン坂内の麺を食べた後では、完全に好みが分かれると感じました
長々書きましたが、旨いから食べたことなければ食べてほしいって話です笑
王道以外のオススメ(主観です)とミニ丼
喜多方ラーメン坂内に初めて訪れてから、実は2年ほど経ちます
記憶が間違っていなければ、去年かその前かの限定メニューだったような気がします
【青唐ねぎ塩ラーメン】890円
いつも筆者は【王道】かコレの2択で迷ってしまいます…
坂内さんのスープと麺は塩味との相性も抜群で、しかも青唐辛子の爽やかな辛味でこちらも大人気
無料で辛さも選ぶことが可能で、最大5辛がMAX!
別皿で提供してくれるので、少しずつ入れるか全投入するか考えながら一気にぶち込みましょう!(自己責任です)
【ミニ炙り焼豚ご飯】270円
こんなの美味しくない理由を探す方が難しいです
ラーメンに乗っているチャーシューにひと手間かけてタレをつけた甘辛チャーシュー丼です(本来は3枚ですが1枚食べてしまいました)
言うなれば
北海道の十勝帯広の【豚丼】はバラ肉しっかり食べ応え系のハードどんぶり
喜多方ラーメン坂内の【焼豚ご飯】はクチの中でトロけちゃう系のバニッシュどんぶり
消えてなくなるんであればカロリーゼロですね!ぜひ頼んで食べてみてください笑
地元【福島県民】に言わせれば…
地元、福島から神奈川に引っ越してきた知り合いに言わせれば
『すごく美味しいんだけど、やっぱりちょっと違うんです』と言ってます
筆者の食べた超有名店は向こうでも賛否あるのは間違いないそうです
ただ、次に福島に訪れる際は【坂内食堂】を食べてほしいとオススメされました
喜多方ラーメン坂内は坂内食堂から味を受け継いだ、言わば暖簾分けのような店
『本場、本店は本当に美味しいですよ!』
最近は中々帰ることができず、彼は遠い故郷を思い出しながら教えてくれました
いつか行ってみたいものです
いや、そちらに行くなら必ず行ってレビューします笑
まとめ
この日、たくさん食べてしまった筆者は寒川神社でお参りをして帰りました
食べ過ぎには散歩が一番、寒川さん!ついでに寄ったみたいで申し訳ありません…
今ではかなり有名になった【喜多方ラーメン坂内】
探してみればあなたの街にもあるかもしれません
お取り寄せも可能ですが、出来ればお店で食べるのがオススメ!
親切なスタッフさんの接客と店内のBGMも楽しみのひとつです!
坂内の歌、クスッと笑えます
それではっ
溢れるチャーシューばぁんなぁい♪